
高校生のころから医用工学に興味がありました。看護師として働く母が日々忙しくしている姿を見て、優れた医療機器を開発すれば人の命を救えるとともに、医療従事者の負担も減らせると考えたからです。本学環では、工学の分野に身を置きながら医科学についても横断的に学ぶことができます。工学と医療、それぞれの学びを生かし、両者を繋ぐ存在となるための知識や技術を身に着けたいと思ったことが、本学環を目指したきっかけです。
病気の早期発見に繋がる遺伝子検査技術について研究しています。マイクロサイズの特殊なフック構造と遠心力によって細胞内で絡み合った染色体を引き伸ばす、簡単で正確な検査手法の開発を目指しています。本学環は様々な分野の学生と共に学ぶ機会が豊富です。異なるバックグラウンドを持つ人と交流することで刺激を受け、研究だけでなく、自分自身を多角的に見つめ直すきっかけにもなっています。将来的に自分の研究を医学部で実際に使ってもらうことが目標です。
修了後は医療機器メーカーに就職します。身に着けた知識やスキルを生かし、技術職として、患者さんと医療従事者の双方を支えられる医療機器の開発に貢献したいと考えています。より簡単・迅速・正確に使える機器を形にできる技術者を目指します。私が開発した医療機器が世界中に広まり、年齢や住む場所に関係なく、苦しんでいる人々を救うことができればと思っています。地球上の全員が心も体も健康でいられる未来を実現することが私の夢です!
先端研究や医用工学に興味がある人にとって、本学環は様々な分野を横断して学べる魅力的な環境です。異なる分野の仲間との交流を通して、新しい考え方に出会えます。ぜひ一歩踏み出して挑戦してください!

高校時代にSSHの活動で重粒子線医学研究センターを訪問し、「この加速器で多くの患者さんを救えるのか!」と深く感銘を受けたのが“重粒子線”に興味を持った原点です。元々医学領域に関心があり、大学院の進学先分野を模索していた際、RS学環の開設を知りました。これまで理工学部で培った知識や基礎力を基盤とし、医学領域まで幅広く専門性を深められる環境に強い魅力を感じ、本学環への進学を決意しました。
研究活動と医学物理士コースの講義受講に励んでいます。
研究では、次世代の重粒子線治療として期待される超高線量率(FLASH)照射について、生物学的側面から探究しています。細胞に重粒子線を照射し様々な実験を行っています。
講義では、主に重粒子線について、医学物理・医学生物・臨床医学的な視点から学んでいます。今後は他分野の知見も積極的に吸収し、放射線生物・物理学への理解をさらに深めていきたいと考えています。
修了後は博士後期課程へ進学し、現在の研究をさらに進めていく予定です。あわせて医学物理士にも挑戦し、放射線がん治療について、生物・物理の両面から包括的に理解を深め続けたいです。将来は理工学と医学のかけ橋となれるような研究者として、人々の健康や社会の発展に貢献・寄与できるよう、成果を出すことを目標としています。
重粒子線を軸に、理工学と医科学を横断して高度な知識や技術を学べる環境が整っています。医療の未来に貢献したい!分野の境界領域に挑戦したい!と考えている方は、ぜひ群馬大学で学び、夢を叶えるきっかけをつかみましょう!

現在は神奈川県の湘南鎌倉総合病院で医学物理士として勤務しており、周囲の方々も研究熱心の方が多く、博士課程進学を考えておりました。このような中、修士課程で群馬大学に所属しており、世界的にも最先端の重粒子線治療施設を有していること、さらに医理工レギュラトリーサイエンス学環では工学を医学分野に生かす学問を学べるという魅力から進学を決めました。
現在は重粒子線FLASH照射システムの3D range modulatorの開発を行っております。難しい単語が多いですが、端的に言うと従来の放射線治療よりも格段にがんに集中してダメージを与え、患者の負担を劇的に軽減するための照射技術の開発です。学部と修士課程では主に医学や臨床関連の内容であったため、こうした医学分野に直接的に影響する工学的な研究に挑戦できることは医理工レギュラトリーサイエンス学環ならではの特徴だと思います。
博士後期課程の修了はゴールではなく、研究の方法を身につけるための過程だと考えています。修了後も、医学物理士として病院勤務を続けながら、粒子線治療の臨床で直面する課題や技術的な問題を解決するための研究に取り組み、目の前の患者さんに実務として貢献するだけでなく、その成果を発信することで社会にも還元していきたいと考えております。個人的には、10年後にも参照されるような研究成果を積み重ねていくことを目標に、研究活動に取り組んでいきたいです。
医理工レギュラトリーサイエンス学環は、医学系の方は工学の技術を、工学系の方は医学や臨床の考え方を学べる恵まれた環境です。進学を考えている方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。きっと視野が広がるはずです。

I chose this graduate school to deepen my expertise in medical physics and contribute to advances in cancer treatment. The program integrates medicine, science, engineering, and regulatory science, providing an ideal environment for studying advanced radiotherapy. It also offers opportunities to learn from clinicians and researchers with diverse expertise. This interdisciplinary education allows me to strengthen both my scientific knowledge and practical research skills.
I am exploring a new approach to carbon-ion radiotherapy that could make cancer treatment safer, faster, and more precise. My research focuses on FLASH radiotherapy, which aims to use ultra-high-dose-rate radiation to destroy cancer cells while reducing damage to surrounding healthy tissue. I am developing a specially designed 3D-printed device that shapes the radiation dose to match the tumor and enables treatment in an extremely short time using a single energy. This work supports the preclinical development of carbon-ion FLASH radiotherapy.
After graduation, I hope to pursue an academic career in medical physics, integrating research, clinical practice, and education. I would like to grow as a medical physicist while contributing to international academic collaboration and the advancement of medical physics in Bangladesh and other developing countries.
Be curious, embrace new challenges, and enjoy learning from people around you. Every new experience can open an unexpected path.